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第68回 排出数での落とし穴

我々は、話し合いの中で必ずお客様に確認する項目があります。

それは、『 排出数 (1分間に対しての部品供給数) です。

しかしここで注意!!

実際、お客様に希望排出数を確認すると、多ければ多く出せた方がいいと考え、
必要以上の数量を言われる方がいます。(一般的に平均排出数は40〜60個となっています)

 
今回は、お客様側に自動機がある場合での展開での事例です。

仮に、このまま話しが進んでしまうと、

希望数は100個だが、しかし実際に次工程の自動機側の機械タクトは40個と言う事が分かり、
最初の希望数に対して60個も多く出るパーツフィーダが完成してしまい、

その結果

・通常φ300で作れるボウルがφ380になってしまった。

・その分全ての物を一回り大きい部品を使う事になり見積り額が上がってしまった。

・機械タクトに合っていない為、つまりや問題の多い、美しくないパーツフィーダになってしまった。

など全てが悪い方向に繋がる結果になってしまうのです。

ですから今後、営業マンから『排出数はいくつ希望ですか?』と聞かれた時は、
『自動機側の機械タクト』を答えるようにすれば、
お客様の希望(満足)する美しいパーツフィーダが届くと思います。


次回は、パーツフィーダを使うメリットって!?の予定です。
 

 
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